過去と今・・・

最近さ、「昔はもっとちゃんとしてた気がする」って思う瞬間ない?
部屋の片づけとか、勉強とか、人付き合いとか。
今の自分、なんか雑になったな…みたいな。

でもこれ、よく考えるとちょっと罠なんだよね。

だって昔って、“ちゃんとしてた瞬間”だけ覚えてる。
テスト前に頑張った夜とか、朝早く起きた日とか。
逆に、ダラダラしてた時間は記憶から抜け落ちてる。
脳、編集うますぎる。

この前、学生時代の日記みたいなの見つけたんだけど、
当時の自分、思った以上に情緒ぐちゃぐちゃだった。
「将来どうしよう」で悩んで、急にポエムみたいなこと書いて、翌ページでラーメンの話してた。
一貫性ゼロ。

でも当時の記憶だけ振り返ると、不思議と“キラキラした青春”っぽく再生されるんだよな。
いや実際は、かなり迷子だったのに。

たぶん人って、過去を“ストーリー”に変換しながら生きてる。
本当はもっと散らかってたのに、後から意味をつける。
「あれが転機だった」とか、「あの経験が今につながってる」とか。

もちろん本当にそういうこともある。
でも半分くらいは、“あとから辻褄合わせてるだけ”な気もする。
それが悪いって話じゃなくてね。
むしろ、その編集作業があるから前向けるのかもしれない。

あとさ、大人になると「成長し続けなきゃ」みたいな空気あるじゃん。
昨日より効率よく。
去年より賢く。
ちゃんと前進してないとダメ、みたいな。

でも実際、人ってそんな一直線じゃない。
めちゃくちゃ戻る。
同じことで悩むし、昔治ったと思った傷また気になるし。
「自分まだここで引っかかるんだ…」って地味にへこむ。

正直驚いたんだけど、年齢重ねると全部うまくなるわけじゃないんだよね。
むしろ、自分の不器用さがハッキリ見える瞬間増える。
「あ、自分これ苦手なままなんだ」って。

でも、その“苦手なまま抱えて生きる感じ”が、なんか人間っぽいなとも思う。

完璧に克服できなくてもいい。
返信遅いままでも、部屋ちょっと散らかってても、時々夜に黒歴史思い出して悶えてても。
なんだかんだ朝は来るし、人はまたコーヒー飲んで生き始める。

それくらいの雑さで、案外ちょうどいいのかもしれない。

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