ちょっとしたこと

なんかさ、「あの時こうしてればよかったな」って急に来る日ない?
別に大事件じゃないやつ。
コンビニでのちょっとした一言とか、LINEの返し方とか。
そういうどうでもいいのに妙に刺さるやつ。

で、そういうのって決まって静かな時間に来るんだよね。
風呂とか、寝る前とか。
あれほんとズルいと思う。逃げ場ないじゃん。

でもさ、最近ちょっと思うのが、あれって単なる“反省会”じゃない気がしてて。

実はさ、「今の自分ならこうするのに」って思えるようになってるだけなんだよね。
当時の自分と比べて、少しだけ視点が増えてるというか。
あの時は1択しか見えてなかったのが、今は2択とか3択見える感じ。

正直驚いたんだけど、人ってこの“選択肢が増えた実感”を、なぜか後悔として感じるんだよ。
「なんであの時できなかったんだろう」って。

でもさ、当時の自分からしたら、それしか見えてなかったわけで。
今の視点で過去を裁くのって、ちょっとフェアじゃないよなって思う時ある。

この前、昔の自分のメモ見返しててさ。
なんか妙に尖ってる日とかあって、「世界はこうあるべき」とか書いてあんの。
いや誰だよって笑ったけど、同時にちょっとわかる気もしたんだよね。
あの頃はあの頃で、ちゃんと必死だったんだなって。

あと人間って面白くてさ、失敗した記憶だけやたら鮮明なんだよ。
成功はぼんやり、ミスはフルHD。
しかも夜になると勝手に再生される仕様。これバグでしょ。

でもね、その“うわあああ”ってなる記憶って、全部ダメなわけでもないんだよね。
むしろそこに、自分がどうなりたかったかとか、どこで躓いたかとか、ちゃんと残ってる。

だから最近は、黒歴史が来たらちょっとだけ思い方変えてる。
「うわ最悪」じゃなくて、「あ、まだ変われる余地あったんだな」って。

まあ、それでも布団の中で突然「うわあああ」ってなる日は普通にあるんだけどね。
あれはもう仕様。たぶん一生消えないやつ。

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