なんかさ、「昔の自分のほうがちゃんとしてた気がする」って感覚、ふとした瞬間に来るのズルいよね。
別に何かやらかした日でもないのに、カフェでぼーっとしてるだけで急に“昔比較モード”入ってくるやつ。
でさ、あれちょっと意地悪で、記憶のほうが編集済みなんだよね。
ちゃんとしてた日だけが切り抜かれて再生される。
テスト前に頑張ってた夜とか、急にやる気出してた週とか。
でもその裏にあった「何もしてない日」とか「ずっと寝てた日」は、きれいにカットされてる。
そこ、ずるいよなって正直思う。
この前、昔のスマホのメモ見ててさ、ちょっと笑ったんだけど、
「やること」より「やりたい気分」がずらっと並んでてさ。
しかもだいたい食べ物。うどん、カレー、アイス。あと謎に「ちゃんと寝る」。
いや、それは目標じゃなくて生活そのものじゃんっていう。
でもさ、ちょっとだけ驚いたのが、当時の自分ってそれでもちゃんと必死だったんだよね。
正解知らないまま、とりあえず動いてる感じ。
今のほうが情報もあるのに、なんか“迷い方”だけはプロっぽくなってるの、地味に笑える。
あと人って面白くてさ、過去を勝手にどっちかに寄せるんだよね。
「昔はすごかった」か「昔はダメだった」か。
でも実際は、その間をずっとフラフラしてただけなのに。
そこはあんまり覚えてない。
でさ、成長ってやつも綺麗に右肩上がりじゃないじゃん。
戻るし、止まるし、同じところグルグルするし。
ここが面倒だよね、本当に。
でもそのグネグネの途中で、たまに「あ、前よりちょっと楽かも」って瞬間がある。
あれがあるだけで、まあいいかってなる。
完璧に前進してる人なんてたぶんいなくてさ。
ちょっとサボったり迷ったりしながら、それでも今日こうやってコーヒー飲んでるなら、
それだけで十分“ちゃんと生きてる側”なんじゃないかなって思うんだよね。

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